務古屋 mukoya
笹道の景色-001
笹道の景色-001
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僕がこの森にはじめて出会ったときに、
心が奪われた霊性の漂う神聖な景色です。
人の為の場所にせず、
森に問いながら、一歩ずつ慎重に
足を踏み入れないといけないと思わされた大事な場所。
僕は、当初、
この景色との関係を非常に悩みました。
僕の周囲にいたひとりの建築家は、この笹の道の上に橋をかけて
共存しようと計画しました。
ある作家は、この笹道の傍らに小さな小屋を建てて
住まうことを考えました。
でも、僕は、この景色には手を入れず、
少し離れたところから見守り続けるという選択をし、
森もそれに静かに合意して、
その他の選択を拒み続けました。
この景色も、
朝と晩、季節、瞬間瞬間に応じて
様々に表情を変えます。
夏が来ればゲンジボタルが飛び交い、神秘的な風景が
訪れます。
それはそれは、美しい瞬間です。
ご興味がおありの方は、ギャラリー務古屋にて現物を確認頂けます。
撮影日:2022年6月某日
《景色と作品に対する想いと関わり》
所有する「玄吾の森」に自分たちの感性で
手を加えて理想の景色を創り、
その自分たちでつくった景色の中で暮らし、観察しながら、
定点観測するようにして、
四季折々の変化とともに、
そのつど現れる象徴的な景色を
記録して作品にしています。
美しい景色を探して旅先でシャッターを切るような
一般的な手法とは対極にある行為かもしれません。
森と対話しながら、手間暇かけて、
ようやく写真として成り立つのは、
その最後の結果でしかないと思っています。
写真はひとつの表現としての手法でしかなく、
10年以上、手をかけてようやく現れる、
その景色自体が作品そのものであると
僕は捉えています。
1つ1つの写真は、それだけの時間をかけて作っています。
静かで世界の絶景を集めたような写真とは、
全く主旨が異なりますが、
そこにある行為と祈り自体が美しさの源泉で、
その力に何度も導かれ、
また、圧倒されてきました。
派手な景色ではなく、
静かな景色ばかりですが、
良ければ持ち帰って飾ってもらって
心情や暮らしの変化と
向き合ってもらえれば幸いです。
▍実物の作品は三宮のギャラリースペースに展示しておりますので、
直接観て頂くことが可能です。
事前にご連絡下さい。
▍納期
一から作品を製作します。
お届けまでに、
14日程度お時間を頂きます。
▍玄吾の森について
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