務古屋 mukoya
石橋のある風景-001
石橋のある風景-001
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玄吾の森のこの場所には、
昔、橋が架かっていたことを示す石碑が残っている。
川の氾濫で流されたのであろう。
今は橋自体は、逸失してしまっている。
我々は、
対岸含めて4本存在したはずの石碑の内、
3本を見つけ出すことに成功した。
そして、昔、橋が架かっていたであろう場所に、
僕らは橋を架け直した。
重機の入らない場所なので、人力で滑車と三叉を利用して架けた。
石は出雲の方の由来だという。
この写真は、対岸に向かって橋を架けたその時のものだ。
10年来の夢が叶った瞬間である。
森がその様子を見守っていたのか、静かな視線を感じ、
なんとも言えぬ収まりの良さを感じた。
撮影日:2023年4月某日
《景色と作品に対する想いと関わり》
所有する「玄吾の森」に自分たちの感性で
手を加えて理想の景色を創り、
その自分たちでつくった景色の中で暮らし、観察しながら、
定点観測するようにして、
四季折々の変化とともに、
そのつど現れる象徴的な景色を
記録して作品にしています。
美しい景色を探して旅先でシャッターを切るような
一般的な手法とは対極にある行為かもしれません。
森と対話しながら、手間暇かけて、
ようやく写真として成り立つのは、
その最後の結果でしかないと思っています。
写真はひとつの表現としての手法でしかなく、
10年以上、手をかけてようやく現れる、
その景色自体が作品そのものであると
僕は捉えています。
1つ1つの写真は、それだけの時間をかけて作っています。
静かで世界の絶景を集めたような写真とは、
全く主旨が異なりますが、
そこにある行為と祈り自体が美しさの源泉で、
その力に何度も導かれ、
また、圧倒されてきました。
派手な景色ではなく、
静かな景色ばかりですが、
良ければ持ち帰って飾ってもらって
心情や暮らしの変化と
向き合ってもらえれば幸いです。
▍実物の作品は三宮のギャラリースペースに展示しておりますので、
直接観て頂くことが可能です。
事前にご連絡下さい。
▍納期
一から作品を製作します。
お届けまでに、
14日程度お時間を頂きます。
▍玄吾の森について
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